外部成長戦略 / 内部成長戦略投資法人の特徴
外部成長戦略
ハイブリッド型外部成長戦略
三菱地所が開発する最新鋭の「ロジクロス」シリーズと、資産運用会社のノウハウが活かされた「MJロジパーク」シリーズの、 2つのチャネルを活用して、着実な外部成長を目指します。
三菱地所の物流施設事業(ロジクロス)の特徴
三菱地所グループでは、総合ディベロッパーである三菱地所による開発から、1967年から物流施設事業を実施している子会社の東京流通センター(TRC)による運営管理まで、 一気通貫で実施しています。
ロジクロス名古屋笠寺

ロジクロス福岡久山

高度な開発能力、行政・関係者との調整や土地集約など、開発経験豊富な総合ディベロッパーの強みを発揮し、開発を実施しています。自動運転トラックに対応した高速道路IC直結型の物流施設の開発などの先進的な取り組みも展開しています。オフィスビル等の海外での開発経験を活かし、物流施設事業においてもアジアやアメリカをはじめとした海外展開も進めています。
ロジクロス蓮田

(仮称)京都城陽基幹物流施設(完成予想イメージ)

本資産運用会社ソーシング物件の特徴
本資産運用会社のノウハウやリレーションを活かし、PDP(Partnership Development Program)やCRE(Corporate Real Estate)などのスキームでの独自ルートでソーシングを実施します。また、ブリッジスキームにより、取得タイミングや簿価逓減効果による取得価格の調整を実施するなど、柔軟な取得戦略を実施します。
PDP(Partnership Development Program)
ディベロッパー等の開発パートナーと協働して物流施設を開発することで、竣工・リースアップ完了後に本投資法人が優先的に本物件を取得検討が可能です。ソーシングから出口戦略まで、案件によって本資産運用会社が寄与するプロセスは多岐にわたります。
PDPにおける本資産運用会社の役割
MJロジパーク一宮1

MJロジパーク高槻1

ブリッジスキーム
本資産運用会社の私募ファンド運用ノウハウ等を活用し、取得時期、コスト、案件規模および情報経路等を総合的に勘案し、最適なブリッジ手法を選定。取得タイミングが整った段階で本投資法人が取得。ブリッジによる簿価の低減効果による取得価格の調整も可能としています。
ブリッジスキームによる簿価逓減効果のイメージ
内部成長戦略
ハイブリッド内部成長戦略
三菱地所グループの運用ノウハウ、顧客ネットワークを活用したテナントリレーションサポート(TRS)業務及び、不動産ファンドの豊富な運用実績に基づく運用力を活かした賃料改定以外の独自施策により、着実な内部成長を目指します。
スポンサーによる内部成長戦略
テナントリレーションサポート(TRS)業務
テナントリレーション業務、賃貸募集業務及び賃貸方針提案業務をスポンサーに委託し、中長期的な内部成長の実現を目指す。

三菱地所によるテナントの誘致事例
ロジクロス福岡久山
三菱地所グループが運営するオフィスビルの既存テナントの物流施設ニーズを補捉し、誘致に成功 。

東京流通センター(TRC)との協働

● | 豊富な物流施設運営経験を持つ「東京流通センター(TRC)」を2016年に三菱地所が連結子会社化 |
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● | 主に運営管理面で協働 |
本資産運用会社の独自施策による内部成長戦略
賃料改定以外の内部成長の実現
本資産運用会社の運用実績(2025年3月31日現在)
(注) | 「受託資産残高」には、本資産運用会社が投資運用業務又は投資助言業務を受託する場合を含みます。 |
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収益向上施策(一例)
グリーンリース契約に基づくLED化改修
MJロジパーク福岡1 他
● | 本投資法人の費用負担により照明器具のLED改修を実施。テナントよりLED化によるコスト低減額の一部をグリーンリース料として収受 |
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● | 電気料金大幅削減、及び最新の調光機能等によりテナントの利便性・満足度の向上に寄与 |

費用削減施策(一例)
建物固定資産評価の見直し
ロジクロス厚木 他
● | 保有物件の建物固定資産評価額の見直しを実施。評価額に差異が認められた物件について行政と交渉し減額を実現 |
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太陽光発電設備の導入
● | 事業者と連携し、太陽光発電設備を本投資法人の運用物件に導入 |
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● | 太陽光発電により発電した電気を自家消費することで、水光熱費を削減 |